ブラウン管のブラウン

知っていそうで知らないことというのは沢山ある。

ネットというものが普及して、それらを気軽に調べる機会が爆発的に増えた。

 

昔はね、広辞苑(これは今でも現役)という分厚い辞書や、イミダス(これは絶滅し電子化されたよね)というこれまた分厚い書籍なんかを手元に引き寄せて指を舐め舐め(汚いのでオイラはやりません)一生懸命ページをまさぐり調べて結局載ってなかったりして「チッ」とか舌打ちして終了。

みたいな感じだった。(極論)

 

だからつい「現代は便利になったもんだな~」と思いながら瞬間的に画面を叩いて調べてみちゃうんだけど、時々「安易に調べてそれで終わりでいいのか?」みたいな変な罪悪感に襲われる。

 

なので今回は事前に予測考察くらいはしてみますか。と思ったのはよいが、考えても「きっとブラウンさんって人が発明したからでしょ」みたいな考えしか浮かんでこない。

すると全く無駄な行為として悔し紛れにありそうもない選択肢を考えだしてしまう。

例えば初期のブラウン管はモノクロですらなくて茶色1色の世界だったから。とか、従来はどうしても茶色だけ上手く表現できなくてそれを克服した記念で命名した。とかどうでもいい妄想しか浮かばず。

 

で、結局調べてみて

 

名称は、発明者であるドイツのカール・フェルディナント・ブラウンに由来する。

 

というあたり前田のクラッ(以下略)の説明を見て終了。

そして紙の時代より時間をかけて得たものは想像通りというオチ。

 

そしてそしてここまで読んでしまった貴方の時間も無駄にさせてしまったような気がします。深くお詫び申し上げます。